洞窟のおもちゃ箱

政治、外交、食事、スポーツ、芸能、音楽、旅行、他、日常のいろんなことを書いていきます。

韓国の人気グループBTSのナチズム&原爆投下Tシャツ行為を支持し、逆切れする呆れた人々

BTSの原爆Tシャツ(実はブルゾンも)&ナチスの旗と帽子

 韓国の人気音楽グループBTSが、以前、ナチスの旗に似た旗と服装でコンサートを行い、メンバーがナチスの鍵十字を付けた帽子をかぶっていたことがわかりました。また、長崎に原子爆弾が投下された写真にバンザイをしている人たちを添えたTシャツを着ていたこともわかりました。ついでに、原爆写真入りのブルゾンもお気に入りだったようです。

※以上、写真はTwiiterから。

 

 この件に関し、BTSの来日に合わせて出演が決まっていたTV番組が、テレビ朝日の「ミュージックステーション」をはじめ、軒並み出演見送りの措置をとりました。

 さらに、アメリカのユダヤ人団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」は、「国連にも招かれて演説したこのグループが、日本の人々だけでなくナチスの犠牲者にも謝罪すべきなのは言うまでもない。メンバーだけでなく所属会社もだ」と、BTSを非難する声明を出しました。

headlines.yahoo.co.jp

 

Popular Korean Band Whose Japan Performance Was Cancelled For T-Shirt Mocking A-Bomb Victims, Once Posed With Nazi SS Death Head Symbols, Flew Nazi-Like Flags At Concert

November 11, 2018


The Simon Wiesenthal Center denounced BTS, an internationally popular Korean band whose live performance on Japan TV was cancelled.

“Wearing a T-shirt in Japan mocking the victims of the Nagasaki A-bomb, is just the latest incident of this band mocking the past,” charged Rabbi Abraham Cooper. Associate Dean and Director of Global Social Action of the Simon Wiesenthal Center, a leading Jewish Human Rights NGO.

Members of the band posed for a photo shoot wearing hats with the Nazi SS Death Head logo. The SS was a key component of the Nazi mass murder of 6 million Jews during the WWII Holocaust. “Flags appearing on stage at their concert were eerily similar to the Nazi Swastika. It goes without saying that this group, which was invited to speak at the UN, owes the people of Japan and the victims of the Nazism an apology.”

“But that is not enough. It is clear that those designing and promoting this group’s career are too comfortable with denigrating the memory of the past. The result is that on young generations in Korea and around the world are more likely to identify bigotry and intolerance as being ‘cool’ and help erase the lessons of history. The management of this group, not only the front performers, should publicly apologize,” Rabbi Cooper added.

BTSを支持する呆れた人々

 今回驚いたのは、こんなBTSに対して謝罪を促すどころか、彼らの行為を支持し、彼らの行為に疑問を唱えている人たちに逆切れする人がたくさんいたことです。それはもう、ひどいものです。以下の2つは韓国を代表する新聞である「中央日報」の記事です。

日本のBTSテレビ出演取り消し問題…韓国与野党も論評

  防弾少年団(BTS)の日本での放送出演取り消し議論と関連し韓国政界も公式な立場を発表した。 

  「共に民主党」のホン・イクピョ首席報道官は10日、「日本の放送局が政治的な理由でBTSの出演を取り消したとすれば望ましくない」との立場を明らかにした。 

  ホン首席報道官はこの日口頭論評を通じ、「民間交流に政治的な色を着せるのは望ましくない。ただ政界で日本の民間放送局の判断に対し問題にするのは未来の韓日関係の役に立たないと考える」とし線を引いた。 

  自由韓国党も論評で「日本の偏狭な文化相対主義と自己中心的歴史認識に深刻な遺憾を表わす」と明らかにした。 

  ユン・ヨンソク首席報道官は「フジテレビは2010年代初めに韓流ブームが起き番組を韓流中心に編成すると日本のネットユーザーなどから袋叩きにされ、2011年8月には抗議のデモまで起きたことがある」と指摘した。 

  その上で「同じ理由でテレビ朝日も視聴者から『防弾少年団の原爆Tシャツ』を問題にされた。日本の放送が日本政府と一部ネットユーザーの顔色をうかがって番組を無差別に取り消す行動は世界の嘲笑を買って余りあるだろう」と批判した。 

  続けて「特に防弾少年団は日本国内でも人気がとても高いスターなのにメンバーのうち1人が着たTシャツだけで出演を取り消したというのは日本の文化的低級さを端的に見せる行動。日本政府は放送掌握を通じた韓流叩きが世界的な物笑いの種になるだけだということを肝に銘じるよう望む」と付け加えた。 

 

【取材日記】なぜBTSがスケープゴートにならなければならないのか

中止の理由は「BTSが反日活動をしている」という現地の極右メディアの報道内容だ。メンバーのジミンが過去に着用したTシャツのデザインとRMが光復節(解放記念日)に残したツイート内容を問題にした。原子爆弾投下場面がプリントされた衣装や「独立闘士の方々に感謝する。大韓独立万歳」という発言を指摘した。 

  だが、これはただの言いがかりに過ぎない。ジミンが該当のTシャツを着たのは1年前のことだ。したがって、先月、韓国大法院(最高裁に相当)の強制徴用被害者賠償判決以降、日本国内の反韓感情を意識した措置という解釈が説得力を持つ。世界市場でJ-POPが下降曲線を描く一方、K-POPは常勝疾走していてBTSがターゲットになったのだ。 

  実際、日本国内の韓流は新しい局面を迎えている。2012年から反韓集会が相次ぎながら直撃弾を受けたが、第3世代アイドルを筆頭に再び勢いに火がついた。BTSは、昨年、海外歌手では唯一アルバム販売量が50万枚を超えてダブルプラチナを達成し、TWICE(トゥワイス)は韓国歌手としては6年ぶりに『紅白歌合戦』への出演を果たした。軍服務を終えた東方神起も、今年、現地の歌手を抜いてコンサート動員力1位(128万人)を記録した。 

  今回のMステ出演中止に対する一部の外信の評価は日本に否定的だ。BTSの一挙手一投足がリアルタイムで記事化される状況で「日本が韓国歌手の人気の高まりを阻もうと奮闘している」(ビルボード)など批判的だ。2012年女優キム・テヒ、2014年歌手イ・スンチョルが独島(ドクト、日本名・竹島)問題でそれぞれ殺害の脅迫を受けたり入国を拒否されたりした時とはまた違う雰囲気だ。 

  ファンクラブ「Army(アーミー)」もSNSで「#LiberationTshirtNotBombTshirt(原爆Tシャツではなく光復Tシャツ)」というハッシュタグ運動を展開している。「米国独立記念日を祝っても反英国と言わないのに、なぜ日本は韓国の独立祝いを反日というか」という記事コメントなどを翻訳して広め、誤解を正している。BTSは「自分自身を振り返り、自分自身を愛そう」というメッセージが込められた音楽で、世界的な人気を集めた。歴史を記憶して継承することがなぜ問題にならなければならないのだろうか。これ以上、文化が政治のスケープゴートになってはいけない。 

  ミン・ギョンウォン/大衆文化チーム記者

 韓国を代表する新聞ですら、これです。読めばわかるように、政治家も、文化人も、反日教育に染まり、日本に対しては何を言っても許されるという国だというのがよくわかります。はっきり言って、韓国人は腐っています。Twitterにもこのファンクラブの連中が、膨大な数の逆切れしたツイートを流しています。

 

f:id:ColdSnap:20181112222723p:plain

 

 しかし、韓国だけではありません。残念なのは日本にもそういう人がいることです。

 今回明らかになったBTSの行為が、非難の対象になるのは当然のことです。彼らがビルボード1位になったということが一体、何の免罪符になるのか。また、たくさんの人が死んだ痛ましい出来事を「音楽と政治」といいくるめようとする神経は、どこから来るのか。そもそも、音楽に政治を持ち込んだのは、長崎の原爆投下写真に万歳するTシャツを着ていた彼らです。

 いろいろ屁理屈をつけてBTSをかばうことはできるでしょうが、だったら謝罪しなくていい、ということにはなりません。SWCが出した声明のように、関係者を含めて誠心誠意謝り、再発防止を誓う、ファンや支持者はそれを促すようにすればよいだけのことです。BTSを擁護する連中は、このニュースが流れ、それが持つ意味を理解した上で反応しているので、ある意味で大変な確信犯です。我々は、今回のことをよく記憶しておくようにしたいものです。